人材紹介業界|AI x RPA|導入事例
【導入事例】株式会社ニュースター様「スカウトメール配信業務をRPA化!面談数300%と大幅伸長」
Category: 人材紹介業界|AI x RPA|導入事例
Date: 2019.08.29
株式会社ニュースター
https://newstar.jp
代表取締役 寺田 勝人様
通販&EC業界の人材紹介を得意としている会社
―御社の事業内容について教えてください
寺田:「通販人材エージェント」というサービスを通じて、ECに限らず、TV・新聞・ラジオ・フリーペーパーなど様々な媒体の通販に携わる方の人材紹介を行っています。
定型業務は「定量化」と「モチベーション維持」が難しい
―RPAを導入する前の業務の状況と、その時お持ちだった課題について教えてください。
寺田:今は全業務を私1人で行っていますが、以前は別の担当者がスカウト業務を行っていました。
検索条件を設定して検索し、該当者にスカウトメールを打つのですが、なかなか定量化できないのが悩みでした。
定型業務は一定量をしっかりこなしていく必要がありますが、モチベーションを維持するのが難しい側面もあります。
業務量や内容にムラが出てしまったり、なかなか生産性が上がらないという問題がありました。
人材業界には、営業活動や求人内容のヒアリング、求職者との面談など、人が直接お会いしてやるべき仕事がたくさんありますが、定型業務を確実にこなすのは、人よりもロボットの方が向いているのではないか、と思いました。
代表取締役 寺田 勝人様
人材紹介業界特化のRPAソリューションと出会い「スカウト業務」を自動化
―導入検討するきっかけについて教えてください。
寺田:ちょうどそんな時に、御社からダイレクトメールが届きました。
通販業界はデータ分析が重要な業界なのでRPA化やAI導入が進んでいます。RPAの事は以前から知っていました。
スカウト業務にRPAを導入すれば、「毎日必ず決まった時間に何時間」というように、定量的にスカウトメールが打てるというイメージがすぐにわきました。
―最終的に導入決定したポイントや理由は何ですか?
寺田:まず、「人材業界特化のRPAソリューション」というのが良かったです。
人材業界の業務についての知識がない人に、ゼロから説明しなくてはならないのは負担ですし、人材業界特化でRPAを提供している会社は、調べた限りは他にはありませんでした。
また、御社のソリューションは他社製品と比較してとてもリーズナブルでした。
やってみない事には分かりませんし、ダメだったらやめればいいですし(笑)。
リスクを考えるより、まずはやってみよういう気持ちが強かったです。
スカウトメールの配信数&面談数共に「300%」と大幅に伸長
―ご利用いただいた後、業務はどのように変わりましたか?導入効果はありましたか?
寺田: スカウトメールを打つ数が増え、安定して打てるようになりました。一定量のスカウトメールを打ちたいという目的が達成できました。
さらにメール配信数が増えたことで、面談数も伸びました。
具体的には導入前と比較してスカウトメールの配信数が300%、面談数も300%と大幅に伸びました。
これは本当に効果があったと思いました。
―その他、導入効果などはありましたか?
寺田:人が業務を行う曖昧さがなくなり、毎日、確実にロボットがチェックし、量をこなしていったことで業務の型ができました。
すると、定性の課題も見つけやすくなり、どこに問題があるかも明確になりました。
改善策も見えてくるので、別の方法を試してみるということもできるようになりました。
また、定量的にやることで求職者の傾向も見えてきました。これは人が意図的にスカウトメールを打っていたときは分からなかった新しい発見でしたね。
―導入時に苦労されたことなどはありましたか?
寺田:御社の担当者のサポートが良かったので、苦労はなかったです(笑)。
しっかりとした資料を用意いただき、あいまいな部分は電話で質問しながら進めていきました。
導入後の結果も思い通りでしたね。
今後はワンソースマルチユースを実現して業務を効率化したい
―今後、RPA化したい業務はありますか?
寺田:いろいろあるんですが、求人票の内容をWeb媒体に取り込む作業を自動化したいです。ワンソースマルチユースにするためにも自動化できるのが理想ですね。
―弊社への期待などあればお聞かせください
寺田:面談日程調整をぜひ自動化できるようにして欲しいです。さらにその予定が近くなると、リマインドメールが来る機能があると非常に良いですね。
それから、御社のロボット稼働レポートがありますが、結果を受けて「ここはこう変えたほうがいい」というような情報もいただけると大変助かります。