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Googleで求人検索!「Googleしごと検索(Google for jobs)」で求人掲載を効率化

 
Googleしごと検索(Google for jobs)が2019年1月より日本で機能提供を開始しました。
人材業界(人材紹介・人材派遣)を変える新機能であると話題ですが、一体どのように変わるのでしょうか?
 
 

 
■「Googleしごと検索(Google for jobs)」とは?
 
 ●Googleで求人検索ができる
Google検索フォームで調べものをする時と同様に、Googleで求人情報を検索することができます。
例えば「求人 渋谷」とGoogleで検索すると、勤務地が渋谷の求人情報が表示されます。
 

 
 ●エンリッチリザルト形式で求人情報をGoogle検索結果に表示される
求人情報をエンリッチリザルト形式で表示できます。
エンリッチリザルトは”リスティング広告”と”オーガニック検索結果”の間に表示されるため、目立たせて掲載できます。
 

 
 ●求人応募までの導線をつくることができる
検索結果の求人詳細のリンクから、求人情報提供元サイトを表示できます。
求職者はGoogle検索からの導線で、より詳細な求人情報を見ることができ、気になる求人であれば応募できます。
 
 
 
■「Googleしごと検索(Google for jobs)」によって何が変わるか?
 
Googleしごと検索(Google for jobs)の導入によって、主に以下の2点が変わります。
 
 ●企業側の求人情報の掲載の手段
 ●求職者側の求人検索の手段
 
では、具体的にどのように変わるのでしょうか?
Googleしごと検索(Google for jobs)の導入前と導入後で比べてみました。
 
  導入後 導入前
企業
・無料で掲載
・後述の構造化データマークアップをして、エンリッチリザルト形式で掲載
・より詳細に記載することで有益な求人情報になる

 

・有料広告でリスティング広告に掲載
・SEO対策でオーガニック検索結果の上位に掲載

 

求職者
・Google求人検索でニーズにあった情報を得られる
・現在地に近いなど住所起点で求人情報検索ができる
※通勤経路もGoogleMapで表示される

 

・Google求人検索をしても有益な情報を得られない
・求人掲載メディアから希望に沿った求人を探す

 

 
 
 
■「Googleしごと検索(Google for jobs)」で求人掲載するためには?
 
前述のようなメリットがあるGoogleしごと検索(Google for jobs)ですが、
求人情報を掲載するために、企業は次の対応が必要となります。
 
 
 ●構造化データマークアップをした求人情報ページを作成する
 
求人情報ページに構造化データを記述する必要があります。
記述することで、Googleに求人情報ページであることが認識され、Googleしごと検索の結果に表示されます。
※構造化データマークアップの詳細はGoogle公式マニュアルを参照ください。
 
求人情報の要項(基本給、勤務地、雇用区分など)を掲載したページを作成してあることが前提です
 
 
 ●最新の求人情報を掲載するために、API発行をして更新する
 
求人情報の掲載は即時性が重要となります。
 
例えば、募集が開始した求人を求職者に届けるために、すぐに検索結果に表示されるべきです。
また、募集が終了した求人が検索結果に表示し続けることは、求職者にとって有益な情報収集の妨げになります。
そのため募集終了求人は検索結果に表示されないようにするべきです。
 
しかしGoogleの通常クローリングは数時間~数週間と幅があるため、即時性のある情報掲載ができません。
そこでGoogleは、即時性のある情報掲載をするための手段として、求人検索のためのIndxeing APIを公開しています。
 
APIを発行することで、求人情報を更新、削除したタイミングでGoogleにその旨を通知することができ、
常に求人情報を最新の状態でGoogle検索結果に掲載できます。
※APIの詳細はGoogle公式マニュアルを参照ください。
 
 
 
■さいごに
 
弊社ではGoogleしごと検索(Google for jobs)の開発も承ってます。
お気軽にご相談いただければと思います!