人材紹介業界|AI x RPA|コラム

RPA市場規模の動向 ~この5年間で約10倍以上の成長予測~

この数年間で導入企業が急増しているRPA。
市場規模どのように変化しているのでしょうか。 


注1.事業者売上高ベース
注2.2020年度以降は予測値
注3.RPAツール製品はサーバー型、クライアントPC型いずれも含み、RPA関連サービスはRPA診断サービスやRPA導入支援サービス、RPA業務プロセス自動化サービス、RPA活用業務プロセス改善コンサルティング、RPA運用保守サービスなどRPA関連サービス全般を対象とした
出所:(株)矢野経済研究所「RPA市場に関する調査(2020年)」2020年12月7日発表


グラフを見ると、2016年度には85億円だったRPA市場規模が2021年度には1020億円まで伸長し、5年間でおよそ10倍以上に成長すると予測されています。

調査結果によると、
「短中期的にみると、RPA市場にとっての好材料は多い。
テレワークの利用増加で業務効率化に取り組む企業が増え、ペーパーレスやハンコレスによるデジタル化も進んでいる。

コロナ禍によって業績が悪化した企業では省人化とコスト削減ニーズが高まり、一方で需要が増加して業務量が増えた企業でも、これまで通りの人員体制で迅速に処理を進めるためにはRPAの活用が有効である。

また、これまでは導入が遅れていた中堅中小企業や地方自治体などでのRPA導入も進んでいく見通しである。」
と分析しています。


人材会社でもRPA導入が加速しています。

 

人材業界では「求人企業・求職者とのコミュニケーションが必要な業務」が重要な業務です。

このような「コミュニケーションが必要な業務」や「考える業務」はロボットには代行できません。
一方、繰り返し行う「定型業務」はRPAが得意とするところです。

人間はコア業務に注力し、定型業務はRPAに任せるといった分業が、これからも進んでいくと思われます。
今後も、RPA市場から目が離せません。

 

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