人材紹介業界|AI x RPA|コラム

【人材業界】競合会社の情報をRPAで取得!ターゲットに合ったアタックリストを自動作成

日常の業務において、webサイトから情報を抽出して活用している人材紹介会社様も多いかと思います。

その中でも、競合のサイトが持っている求人情報を取得したいという会社様もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この業務は、RPA (Robotic Process Automation)で自動化することができます。

 

今回は、「競合サイトからの情報取得」の自動化のメリットや作成の流れについて、事例に基づいてご紹介します。

 

導入の目的

導入の目的について、事例をもとにご紹介します。

 

ある人材会社様では、エントリーがあった候補者様に対し、自社で持っている求人を打診していました。しかし、その人にマッチする求人がない、もしくは競合媒体にもっと良い求人があるという状態が発生していました。

この課題感を解消するために、アタックリスト作成のRPAを導入されました。

 

RPA導入後は、複数の競合媒体からリアルタイムで情報を取得することでリストを作成し、より良い求人があった場合はリスト内の企業にアプローチし、求人を開拓していくという状況を作り出せています。

 

情報取得をRPAで行うメリット

続いて、このような情報取得をRPAで行うメリットについてご説明します。

 

・新しい求人をリアルタイムで手に入れられる

まずは、常に新しい情報を持っておくことができる点です。

RPAを定期的に稼働させればその都度更新されるため、最新の状態を保つことができます。

求人は時間が経つとクローズしてしまう可能性が高くなるため、新しい情報であるほど活用しやすくなります。

 

・工数をかけず、ミスなく複数媒体からの情報取得が可能

続いて、複数媒体からの情報取得を自動で行うことができる点です。

人の手で複数媒体から情報を一つ一つ収集するのは大変な作業ですが、RPAなら工数が割かれません

また、自動で行うためミスも起こりません

 

他社サイトからの情報取得の具体的な流れ

次に、実際に他社サイトから情報を自動で取得するときの流れについて解説していきます。

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1.サイトにアクセス

初めに、決められた時間に各媒体のサイトにRPAが人と同じようにログインします。

 

2.全件、または求人の条件ごとに情報を抽出

全件取得したい場合は全件、特定の条件に合った求人のみを取得したい場合は事前に指定された条件で検索し、RPAが自動的に取得します。

 

3.エクセルに出力

取得した求人情報を、サイト上の項目に合わせて一行ずつエクセルに出力します

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このような流れで、自動で他社サイトから情報を抽出します。

会社様によっては、出力されたエクセルのデータを社内システムに入力し、条件を指定して検索できる状態にして活用されています。

 

まとめ

人材紹介業において大切な求人開拓。

リスト作成のための情報収集はRPAに任せ、実際に開拓企業側とコミュニケーションをとる部分は人がやることによって、効率的に業務を行うことができます!

 

少しでもご興味のある企業様は、お気軽にお問い合わせください。

 

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