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新卒スカウトのKPIとは?管理すべき指標と計算方法、歩留まりから送信数を逆算する方法【無料KPI管理シート付き】

「スカウトを送っているのに、どこで学生が離れているのかわからない」「媒体ごとの成果を比べられていない」。スカウトの数値管理に悩む採用担当者は少なくありません。

スカウトで成果を出すには、送信から内定承諾までの各段階の数字(KPI)を記録し、どこに課題があるのかを数字で把握することが欠かせません。本記事では、新卒スカウトで管理すべきKPIとその計算方法、歩留まりから必要な送信数を逆算する方法、そして数値を入れるだけで使えるKPI管理シートを紹介します。

新卒スカウトのKPIとは?簡単に言うと

新卒スカウトのKPIとは、スカウトの送信から内定承諾までの各段階の数と、段階ごとの通過率のことです。「送信数→承認数→面談数→各選考の通過数→内定数→内定承諾数」と、それぞれの割合(承認率、面談設定率、通過率)を媒体ごとに記録すると、どこで学生が離れているのか、何を改善すべきかがわかります。

数値を入れるだけで、媒体ごと・全体の通過率が自動で計算されるKPI管理シート(Excel)を無料で配布しています。

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●新卒スカウトで管理すべきKPI一覧


段階記録する数割合(KPI)計算方法
スカウト送信送信数——
承認承認数承認率承認数 ÷ 送信数
カジュアル面談面談数面談設定率面談数 ÷ 承認数
書類選考書類選考数通過率書類選考数 ÷ 面談数
一次面接一次面接数通過率一次面接数 ÷ 書類選考数
最終面接最終面接数通過率最終面接数 ÷ 一次面接数
内定内定数通過率内定数 ÷ 最終面接数
内定承諾内定承諾数内定承諾率内定承諾数 ÷ 内定数

あわせて、辞退数と不合格数も記録しておくと、学生が離れた理由を「自社が見送ったのか」「学生が辞退したのか」に分けて分析できます。

※選考の段階(書類選考、一次面接など)は、自社の選考フローに合わせて変えてください。

●KPIの計算例


たとえば、ある媒体での5か月分の実績が次のようだったとします(KPI管理シートのサンプルの数値)。

段階数割合
スカウト送信1,900通—
承認62件承認率 約3.3%
カジュアル面談37件面談設定率 約60%
書類選考17件通過率 約46%
一次面接8件通過率 約47%
最終面接5件通過率 約63%
内定2件通過率 40%
内定承諾1件内定承諾率 50%

この例では、1,900通の送信で1名の内定承諾につながっています。数字にすると、たとえば「承認率は平均的だが、面談から書類選考に進む割合が低い」のように、改善すべき段階が見えてきます。

●歩留まりから必要な送信数を逆算する


KPIを記録すると、採用目標から必要な送信数を逆算できます。

必要な送信数 = 採用目標人数 ÷(承認率 × 面談設定率 × 各選考の通過率 × 内定承諾率)

上の計算例の歩留まり(1,900通で1名)なら、3名を採用するには約5,700通の送信が必要です。これを採用活動の期間で割れば、月ごと・週ごとの送信目標になります。

過去の実績がなく計算が難しい場合は、「1,000通の送信で1名採用」を仮の目安にし、実績がたまったら見直す方法もあります。

▶ 関連記事:新卒スカウトの運用方法|PDCAの10ステップと60の実践アクション

●KPI管理シートの使い方


配布しているKPI管理シートは、次の3種類のシートでできています。

シート役割入力
基礎情報シート管理を始める月、利用しているスカウト媒体(最大10媒体)、自社の選考フローを登録する最初に1回
媒体別KPIシート媒体ごとに、送信数から内定承諾数、辞退数・不合格数を月ごとに記録する。通過率は自動で計算される毎月更新
スカウト全体KPIシートすべての媒体の数値を自動で合計し、全体の通過率を月ごとに確認できる入力不要

使い方の流れ

  1. 基礎情報シートに、管理開始月・媒体名・選考フローを入力する(各シートに自動で反映されます)
  2. 毎月、媒体別のシートに各段階の数を入力する(記入例として、サンプルのシートも入っています)
  3. スカウト全体のシートで、全体の推移と通過率を確認する

媒体ごとに数字を分けて記録することで、「どの媒体が成果につながっているか」を比べられ、媒体の契約や送信数の配分を見直す判断材料になります。

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●KPIを改善につなげるポイント


  • 週次・月次で振り返る:目標との差を定期的に確認し、ずれがあれば早めに手を打ちます。
  • 一番大きなボトルネックから直す:すべてを一度に改善しようとせず、通過率が最も低い段階から手をつけます。
  • 段階ごとに打ち手を変える:承認率が低ければスカウトの文面や送信対象、面談設定率が低ければ承認後の連絡のスピード、選考の通過率が低ければ選考の内容を見直します。

▶ 関連記事:新卒スカウト文の書き方|承認率を上げる5つの要素と30のチェックポイント

▶ 関連記事:スカウト採用の採用単価とは?計算方法と“見えないコスト”を減らす20の改善アクション

●よくある質問


Q. 新卒スカウトの承認率の目安はどのくらいですか?

媒体やターゲット、時期によって大きく変わるため、一律の目安はありません。まずは自社の実績を媒体ごとに記録し、媒体の振り返り機能などで見られる同規模・同業種の数値と比べるのがおすすめです。

Q. KPIは、どのくらいの頻度で記録すればよいですか?

最低でも月1回は記録しましょう。送信数が多い時期は、週ごとに確認すると、課題に早く気づけます。

Q. 複数のスカウト媒体を使っている場合は、どう管理すればよいですか?

媒体ごとに分けて記録し、あわせて全体の合計も確認します。媒体ごとの承認率や内定承諾までの歩留まりを比べることで、成果の出ている媒体に送信数や予算を寄せる判断ができます。

●送信数を安定させるならAIスカウトも選択肢に


KPIで必要な送信数がわかっても、日々の業務に追われて計画どおりに送れないことはよくあります。AIスカウトなら、条件に合う学生を探し、プロフィールに合わせたスカウト文の作成から送信までを自動で行えるため、計画した送信数を安定して確保できます。

▶ 関連記事:AIスカウトとは?できること・メリット・注意点を解説

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  • 基礎情報シート(媒体・選考フローの登録)
  • 媒体別KPIシート(最大10媒体)
  • スカウト全体KPIシート(自動集計)
  • 記入例(サンプル)

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